「介護うつ」「介護離職」「介護殺人」…これらはすべて、介護者が限界を超えてしまった結果です。15年間の現場で、燃え尽きてしまった介護者を何人も見てきました。今回は、そうならないために大切なことをお伝えします。
燃え尽きのサインを知る
以下に当てはまるものがあれば、要注意です。・眠れない日が続く ・イライラが止まらない ・介護されている人を見るのが辛くなった ・「消えてしまいたい」と思うことがある。これらは「甘え」ではなく、心身のSOSです。
大切なこと① 「完璧な介護」を手放す
食事が市販のお惣菜でも、入浴を毎日できなくても、それはダメな介護ではありません。介護される人が安全で、介護する人が続けられることの方がずっと大切です。
大切なこと② レスパイトケアを積極的に使う
レスパイトケアとは「介護者の休息のためのサービス」です。ショートステイ(短期入所)やデイサービスを使って、意識的に自分だけの時間を作りましょう。休むことは逃げではありません。
大切なこと③ 「介護の悩み」を話せる場所を持つ
介護の悩みは、介護をしていない人には理解されにくいものです。地域の介護者サロン・家族会・相談窓口など、同じ立場の人と話せる場所を見つけましょう。
大切なこと④ 「限界になる前に」SOS を出す
限界になってからでは遅い場合があります。「少しきつくなってきた」と感じた段階でケアマネジャーに相談してください。サービスの追加や変更で楽になれることが多いです。
まとめ
介護する人が倒れてしまっては、介護は続きません。「自分を大切にすることが、介護される人への最大の贈り物」だと私は信じています。一人で抱え込まないでください。


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