浴槽台の選び方|高さの決め方・選定理由の記入例とおすすめ5選【元専門相談員】

浴槽台の選び方|高さの決め方・選定理由とおすすめ5選 ・介護用品 福祉用具
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【最初に結論】 浴槽内での立ち上がりにくさや、またぎ時の足元の不安がある方は、浴槽サイズと必要な高さが合うなら「安寿 軽量浴槽台 あしぴたシリーズ ジャストソフト8-12」を最初の候補として比較してください。定番でサイズ展開があり、ソフト座面のため、初めて浴槽台を選ぶ家庭でも条件を照らし合わせやすい1台です。 こんな方はこの選び方 ・まず定番から比較したい:安寿 軽量浴槽台 あしぴたシリーズ ジャストソフト8-12 ・座り心地を重視したい:パナソニック ユクリア ソフトコンパクト ・家族が毎回出し入れする:パナソニック ユクリア 軽量コンパクト/ユクリアAir 購入前に確認するのは3点だけです。 1. 浴槽底面の幅・奥行きに収まるか 2. 本人に合う高さか 3. 介護保険を利用する場合は、通販で購入する前にケアマネジャーまたは福祉用具専門相談員へ確認したか 条件が合えば、本文内の第1位「安寿 軽量浴槽台 あしぴたシリーズ ジャストソフト8-12」のAmazon・楽天リンクで価格と在庫を確認してください。   お風呂で転びそうになったり、浴槽から立ち上がりにくくなったりすると、浴槽台の導入を考える方が増えてきます。 導入の目安をもっと詳しく知りたい方は、浴槽台はいつから必要?立ち上がりや跨ぎが不安になった時の考え方もあわせてどうぞ。 ただ、浴槽台は杖や歩行器のように「とりあえず人気商品を選べば安心」という福祉用具ではありません。 実際に現場では、
  • 浴槽をまたぐのが大変なのか
  • 浴槽内での立ち座りが大変なのか
  • 浴槽の幅や深さはどうか
  • お湯にしっかり浸かりたいか
  • 座ったときの冷たさや硬さが気にならないか
などを確認しながら選定していました。 例えば浴槽台を高くしすぎると立ち座りは楽になりますが、お湯が浅く感じてしまうことがあります。 反対に低すぎると、浴槽内で立ち上がりにくくなることがあります。 また、小さすぎる浴槽台は浴槽をまたぐ際の着地点が不安定になり、大きすぎる浴槽台は浴槽内に収まらないこともあります。 そして現場で意外と大事だったのが、座面のクッション性です。 浴槽内で腰掛ける時間がある方や、お尻・太もも裏の当たりが気になる方には、硬い座面よりもソフトタイプを提案することが多くありました。 大切なのは「一番人気の商品」を選ぶことではなく、その人の身体状況と浴槽環境に合った浴槽台を選ぶことです。 この記事では、元福祉用具専門相談員の視点から、現場で提案する機会が多かった浴槽台を紹介します。 なお、浴槽台は家電やスマートフォンのように「新しいモデルほど必ずよい」とは限りません。 現場では、アロン化成の安寿シリーズやパナソニックのユクリアシリーズのように、長く選ばれている定番商品が今でも多く使われています。 そのためこの記事では、最新モデルだけでランキングを埋めるのではなく、
  • 現場で提案しやすい定番商品
  • クッション性のよいソフトタイプ
  • 浴槽環境に合わせやすい商品
  • 最近検索されやすい注目商品
をバランスよく紹介します。

※この記事は、元福祉用具専門相談員として実際の相談現場で多かった事例や質問をもとに作成しています。

▶ 動画でも解説しています(約2分40秒)

  1. 浴槽台を選ぶ前に確認したいポイント
    1. 1. 何に困っているかを先に確認する
    2. 2. 浴槽の幅と底面を測っておく
    3. 3. 高さは「立ちやすさ」と「浸かりやすさ」のバランスで選ぶ
    4. 4. 座面は硬めかソフトタイプかを確認する
    5. 5. 自沈式か吸盤固定式かを確認する
  2. 浴槽台はランキングだけで選べません
  3. なぜソフトタイプが上位なのか
  4. 現場でよく選定していた浴槽台5選
  5. 比較表|浴槽台おすすめ5選
  6. 第1位:アロン化成 安寿 軽量浴槽台 あしぴたシリーズ ジャストソフト8-12
  7. 第2位:パナソニック 浴槽台[ユクリア]ソフトコンパクト1220
  8. 第3位:パナソニック 浴槽台[ユクリア]軽量コンパクト1220
  9. 第4位:パナソニックエイジフリー 浴槽台 ユクリアAir レギュラー1220
  10. 第5位:アロン化成 安寿 軽量浴槽台 ジャストソフト12-20
  11. 浴槽台だけで解決しないこともあります
    1. 浴槽をまたぐのが不安な場合
    2. 手をかける場所がない場合
    3. 洗い場で座るのが不安な場合
    4. お風呂全体がすべりやすい場合
  12. 浴槽台はいつから必要?
  13. 介護保険でレンタルできる?
  14. ケアマネジャーに伝えたい「選定理由」の中身
    1. 選定理由の記入例(ケース別)
      1. ケース1:浴槽の底から立ち上がれない
      2. ケース2:浴槽をまたぐときにふらつく
      3. ケース3:浴槽内でお尻が滑り、姿勢が崩れる
      4. ケース4:浴槽の底が凸凹で吸盤が付かない
      5. ケース5:片麻痺があり、健側の手足で立ち上がる
    2. 選定理由を書くときの3つのコツ
  15. 最近の注目商品としてユクリアAirはチェックしておきたい
  16. 入浴関連おすすめ記事
  17. どの浴槽台を選べばいいか迷ったら
  18. よくある質問
  19. まとめ:浴槽台は「体」と「浴槽」に合わせて選ぶ

浴槽台を選ぶ前に確認したいポイント

1. 何に困っているかを先に確認する

浴槽台は、主に次の2つの目的で使われます。
  • 浴槽をまたぐときの踏み台として使う
  • 浴槽内で腰掛け、立ち座りを楽にする
またぎ動作が不安な方は、足を置いたときに安定しやすい天板サイズが大切です。 浴槽内での立ち座りが大変な方は、高さ調整のしやすさや、座ったときの安定感を重視します。

2. 浴槽の幅と底面を測っておく

浴槽台は、浴槽の底面にしっかり設置できなければ意味がありません。 浴槽の底が狭い、丸みが強い、段差がある、排水口の位置が干渉する、といった場合は注意が必要です。 特にコンパクトな浴槽では、標準サイズの浴槽台が入らないことがあります。 購入前には、浴槽内の「置きたい場所」の幅と奥行きを測っておきましょう。

3. 高さは「立ちやすさ」と「浸かりやすさ」のバランスで選ぶ

浴槽台を高くすると、座った姿勢から立ち上がりやすくなります。 一方で、座面が高いほどお湯に浸かる深さは浅くなります。 現場では「立ち上がりは楽になったけれど、入浴した感じが少ない」という声もありました。 浴槽台選びでは、この「高さの塩梅」がとても大切です。 高さ調整できる商品を選ぶと、実際の浴槽や身体状況に合わせやすくなります。

4. 座面は硬めかソフトタイプかを確認する

浴槽台には、すべり止め重視の硬め座面と、クッション性のあるソフトタイプがあります。 短時間の踏み台として使うだけなら硬め座面でも問題ない場合があります。 一方で、浴槽内で腰掛けて使う時間がある方には、ソフトタイプのほうが提案しやすいです。 お尻や太もも裏の当たりが気になる方、浴槽内で座ってから立ち上がる方は、クッション性も確認しておきましょう。

5. 自沈式か吸盤固定式かを確認する

浴槽台には、お湯の中で自重により沈むタイプと、吸盤で固定するタイプがあります。 自沈式は設置や取り外しがしやすく、浴槽内と洗い場の両方で使える商品もあります。 吸盤固定式は浴槽内で動きにくい一方、浴槽の底面形状や材質によっては吸盤が付きにくい場合があります。 浴槽の底がザラザラしている、凹凸がある、カーブが強い場合は、事前確認が必要です。

浴槽台はランキングだけで選べません

この記事では「浴槽台おすすめ5選」として商品を紹介しますが、浴槽台はランキングだけで選ぶ福祉用具ではありません。 なぜなら、困っている動作と浴槽環境によって、合う商品が変わるからです。 例えば、浴槽をまたぐ動作が不安な方と、浴槽内で立ち上がりにくい方では、重視するポイントが違います。 浴槽をまたぐ動作が不安な方には、足を置きやすい天板サイズや安定感が大切です。 一方で、浴槽内で立ち上がりにくい方には、高さ調整や座ったときの姿勢が重要になります。 また、ユニットバスか、昔ながらの深い浴槽かによっても選び方は変わります。 浴槽台を高くすれば立ち上がりやすくなりますが、そのぶんお湯に浸かる深さは浅くなります。 逆に低くしすぎると、お湯にはしっかり浸かれても、立ち上がりが大変になることがあります。 この「高さの塩梅」が、浴槽台選びではとても大切です。 そして、どれだけ評判のよい浴槽台でも、浴槽サイズに合わなければ安全に使えません。 ランキングはあくまで候補を知るためのものです。 最終的には、本人の身体状況、困っている動作、浴槽の広さ、浴槽の深さを合わせて考える必要があります。

なぜソフトタイプが上位なのか

今回のランキングでは、ソフトタイプの浴槽台を上位にしています。 理由は、現場ではソフトタイプを提案することが多くあったからです。 浴槽台は「ちょっと足を置くだけ」と思われがちですが、実際には浴槽内で腰掛ける時間が意外と長い方もいます。 特に痩せてきた高齢者や、お尻・太もも裏の肉付きが少なくなってきた方では、硬い座面を嫌がることがあります。 骨ばってきた方の場合、座面の硬さがそのまま痛みや不快感につながることもあります。 また、浴槽内で一度座ってからゆっくり立ち上がる方や、長めに湯船につかる方にも、ソフトタイプは喜ばれやすい印象でした。 もちろん、全員にソフトタイプが必要というわけではありません。 短時間の踏み台として使うだけなら、すべり止め重視の硬め座面で十分な場合もあります。 ただ、座ったときの当たりが気になる方や、どちらにするか迷う方では、ソフトタイプから検討することが多くありました。 このあたりは、カタログ上の「クッション付きで快適です」だけでは伝わりにくい部分です。 実際に使う場面を考えると、ソフトタイプが上位に来る理由は十分にあります。

現場でよく選定していた浴槽台5選

ここからは、元福祉用具専門相談員の視点で、現場で提案しやすかった浴槽台を紹介します。 順位は「新しさ」ではなく、「なぜ現場で選ばれやすいか」を基準にしています。

比較表|浴槽台おすすめ5選

先に一覧で見たい方は、下の比較表から確認してください。
商品名・型番 向いている人 主な確認事項 サイズまたは高さ Amazon 楽天
アロン化成 安寿 軽量浴槽台 あしぴたシリーズ ジャストソフト8-12 型番:536-594 浴槽内での立ち上がりと、またぎ動作の両方を補助したい人。ソフト座面を重視する家庭。 浴槽底面に幅36×奥行27cmが収まるか 8〜12cmの座面高さが本人に合うか 浴槽底面が平らで脚が安定するか 幅36×奥行27cm/高さ8〜12cm Amazonで価格を見る 楽天で価格を見る
パナソニック 浴槽台[ユクリア]ソフトコンパクト1220 型番:PN-L11520D 浴槽内で腰掛ける時間があり、座面の当たりをやわらかくしたい人。コンパクトさも重視する家庭。 設置面にコンパクトタイプが収まるか 12〜20cmの高さ調整範囲が合うか 希望する色と型番が一致しているか コンパクト/高さ12〜20cm Amazonで価格を見る 楽天で価格を見る
パナソニック 浴槽台[ユクリア]軽量コンパクト1220 型番:PN-L11720A 家族や介助者が毎回出し入れするため、軽さを重視したい家庭。硬めの座面でも問題ない人。 設置面にコンパクトタイプが収まるか 12〜20cmの高さが本人に合うか ソフト座面ではない仕様でよいか コンパクト/高さ12〜20cm Amazonで価格を見る —
パナソニックエイジフリー 浴槽台 ユクリアAir レギュラー1220 型番:PN-L11220A 浴槽台の持ち運びや手入れの負担を減らしたい家庭。レギュラーサイズを設置できる浴槽向け。 レギュラーサイズが浴槽底面に収まるか 12〜20cmの高さが本人に合うか 色の選択と型番末尾が一致しているか レギュラー/高さ12〜20cm Amazonで価格を見る 楽天で価格を見る
アロン化成 安寿 軽量浴槽台 ジャストソフト12-20 型番:536-562 8〜12cmでは低く、より高い座面で立ち上がりを補助したい人。浴槽内にジャストサイズが収まる家庭。 浴槽底面にジャストサイズが収まるか 12〜20cmの高さが本人に合うか リンク先の色と型番が希望仕様と一致するか ジャスト/高さ12〜20cm Amazonで価格を見る —

第1位:アロン化成 安寿 軽量浴槽台 あしぴたシリーズ ジャストソフト8-12

アロン化成 安寿 軽量浴槽台 あしぴたシリーズ ジャストソフト8-12
第1位は、アロン化成の安寿 軽量浴槽台 あしぴたシリーズ ジャストソフト8-12です。 浴槽台の中でも定番中の定番で、現場では一番提案する機会が多かった商品です。 理由は、サイズ展開と高さ展開がわかりやすく、浴槽環境に合わせやすいからです。 浴槽台は「なんとなく良さそう」で選ぶより、浴槽の底面サイズや利用者の立ち上がり能力に合わせて選ぶ必要があります。 その点、安寿の“あしぴた”は、標準・ジャスト・ミニなどサイズ展開があり、浴槽の広さに合わせて選びやすいのが強みです。 さらにソフトタイプであれば、座ったときの冷たさや硬さを感じにくく、浴槽内で腰掛けて使いたい方にも提案しやすい商品です。 現場で出やすい理由:
  • アロン化成の定番商品で、現場でも提案する機会が多かった
  • サイズと高さの選択肢がある
  • 浴槽またぎにも、浴槽内での立ち座りにも使いやすい
  • ソフトタイプなら座り心地にも配慮できる
注意点: 標準サイズは安定感がある一方、浴槽が狭い家庭では入らないことがあります。購入前に浴槽底面の幅と奥行きを確認してください。 公式情報:アロン化成「軽量浴槽台シリーズ」
向いている人 浴槽内での立ち上がりと、またぎ動作の両方を補助したい人。ソフト座面を重視する家庭。 購入前に確認すること
  • 浴槽底面に幅36×奥行27cmが収まるか
  • 8〜12cmの座面高さが本人に合うか
  • 浴槽底面が平らで脚が安定するか

価格・送料・在庫・販売元はリンク先でご確認ください。型番やサイズが異なる商品が表示される場合があります。

第2位:パナソニック 浴槽台[ユクリア]ソフトコンパクト1220

パナソニック 浴槽台 ユクリア ソフトコンパクト1220
第2位は、パナソニックの浴槽台[ユクリア]ソフトコンパクト1220です。 ユクリアも現場でよく名前が出る定番商品です。 なかでもソフトタイプは、浴槽内で座ったときの当たりがやわらかく、クッション性を重視したい方に提案しやすい商品でした。 浴槽台は、踏み台として足を置くだけでなく、浴槽内で腰掛けて使うことがあります。 その場合、硬い座面だとお尻や太もも裏が気になる方もいます。 ユクリアのソフトタイプは、そうした「座ったときの不快感」を減らしたい場面で候補にしやすい商品です。 現場で出やすい理由:
  • パナソニックの定番シリーズで説明しやすい
  • ソフト座面で座り心地に配慮しやすい
  • 浴槽内で腰掛けて使う方に向いている
  • 色が選べ、浴室内で視認しやすい
注意点: ソフトタイプでも、高さが合わなければ立ち上がりにくさは残ります。座面のやわらかさだけでなく、高さと浴槽サイズも確認しましょう。 公式情報:パナソニック「浴槽台[ユクリア]ソフトタイプ」
向いている人 浴槽内で腰掛ける時間があり、座面の当たりをやわらかくしたい人。コンパクトさも重視する家庭。 購入前に確認すること
  • 設置面にコンパクトタイプが収まるか
  • 12〜20cmの高さ調整範囲が合うか
  • 希望する色と型番が一致しているか

価格・送料・在庫・販売元はリンク先でご確認ください。型番やサイズが異なる商品が表示される場合があります。

第3位:パナソニック 浴槽台[ユクリア]軽量コンパクト1220

パナソニック 浴槽台 ユクリア 軽量コンパクト1220
第3位は、パナソニックの浴槽台[ユクリア]軽量コンパクト1220です。 ソフトタイプほど座り心地を重視する商品ではありませんが、浴槽台を毎回出し入れする家庭では候補にしやすい商品でした。 浴槽台は使う本人だけでなく、掃除や設置をする家族・介助者の負担も考える必要があります。 「本人には必要だけど、家族が毎回持ち上げるのが大変」という状態になると、浴槽台そのものが使われなくなることもあります。 そのため、扱いやすい重さかどうかは大切なポイントです。 現場で出やすい理由:
  • パナソニックの定番シリーズで説明しやすい
  • 出し入れの負担を考えたい家庭に向いている
  • 浴槽またぎの踏み台として使いやすい
  • ソフトタイプと比較して選びやすい
注意点: 軽さだけで選ぶと、座り心地の希望と合わない場合があります。浴槽内で座る時間が長い方は、ソフトタイプも比較してください。 公式情報:パナソニック「浴槽台[ユクリア]軽量タイプ」
向いている人 家族や介助者が毎回出し入れするため、軽さを重視したい家庭。硬めの座面でも問題ない人。 購入前に確認すること
  • 設置面にコンパクトタイプが収まるか
  • 12〜20cmの高さが本人に合うか
  • ソフト座面ではない仕様でよいか

価格・送料・在庫・販売元はリンク先でご確認ください。型番やサイズが異なる商品が表示される場合があります。

第4位:パナソニックエイジフリー 浴槽台 ユクリアAir レギュラー1220

パナソニックエイジフリー 浴槽台 ユクリアAir レギュラー1220
第4位は、パナソニックエイジフリーの浴槽台 ユクリアAir レギュラー1220です。 ユクリアAirは、従来のユクリア浴槽台と比べて軽量化されている注目商品です。 パナソニック公式では、従来品ユクリア浴槽台と比較して最大約30%軽量化されていると案内されています。 浴槽台は浴槽内に沈めて使うだけでなく、掃除や片付けのために持ち上げることもあります。 そのため、介助者や家族が扱いやすい重さかどうかは、かなり大切です。 また、ユクリアAirにはソフトタイプもあり、軽さとクッション性の両方を検討したい方にも候補になります。 ただし、軽いからといって誰にでも合うわけではありません。 浴槽との相性、必要な高さ、座面サイズは従来モデルと同じように確認が必要です。 現場で出やすい理由:
  • 「ユクリアAir」で検索する人がいる
  • 従来モデルより軽量化されている
  • 持ち上げや掃除の負担を減らしたい家庭に向いている
  • ソフトタイプも選べる
注意点: 軽さだけで選ぶのはおすすめできません。浴槽底面に合うサイズか、必要な高さが確保できるかを確認してから選びましょう。 公式情報:パナソニック「浴槽台[ユクリアAir]」
向いている人 浴槽台の持ち運びや手入れの負担を減らしたい家庭。レギュラーサイズを設置できる浴槽向け。 購入前に確認すること
  • レギュラーサイズが浴槽底面に収まるか
  • 12〜20cmの高さが本人に合うか
  • 色の選択と型番末尾が一致しているか

価格・送料・在庫・販売元はリンク先でご確認ください。型番やサイズが異なる商品が表示される場合があります。

第5位:アロン化成 安寿 軽量浴槽台 ジャストソフト12-20

アロン化成 安寿 軽量浴槽台 ジャストソフト12-20
第5位は、アロン化成の安寿 軽量浴槽台 ジャストソフト12-20です。 ステンレス製浴槽台Rほどの重量感よりも、出し入れのしやすさを重視したい場合に候補になります。 浴槽台は毎日使うものなので、本人だけでなく、設置する家族や介助者が扱いやすいかどうかも大切です。 また、ソフトタイプであれば座面の硬さが気になりにくく、浴槽内で腰掛けて使う方にも提案しやすくなります。 サイズは標準・ジャスト・ミニなどがあり、浴槽の広さに合わせて選びやすい点も魅力です。 現場で出やすい理由:
  • アロン化成の定番シリーズとして提案しやすい
  • 軽量で出し入れしやすい
  • ソフト座面で座り心地に配慮できる
  • 浴槽サイズに合わせて標準・ジャスト・ミニを選びやすい
注意点: 軽量タイプでも、浴槽底面に合わなければ安定して使えません。必ず浴槽の実寸を確認してください。 公式情報:アロン化成「軽量浴槽台シリーズ」
向いている人 8〜12cmでは低く、より高い座面で立ち上がりを補助したい人。浴槽内にジャストサイズが収まる家庭。 購入前に確認すること
  • 浴槽底面にジャストサイズが収まるか
  • 12〜20cmの高さが本人に合うか
  • リンク先の色と型番が希望仕様と一致するか

価格・送料・在庫・販売元はリンク先でご確認ください。型番やサイズが異なる商品が表示される場合があります。

浴槽台だけで解決しないこともあります

浴槽台は便利な福祉用具ですが、入浴動作の不安をすべて解決できるわけではありません。 困っている動作によっては、別の福祉用具を組み合わせたほうが安全な場合があります。

浴槽をまたぐのが不安な場合

浴槽をまたぐ動作そのものが大変な方は、浴槽台だけでなくバスボードも候補になります。 浴槽のふちに座ってから足を入れる動作に変えることで、またぎ動作の負担を減らせる場合があります。 関連記事:バスボードおすすめ

手をかける場所がない場合

浴槽をまたぐときに手をかける場所がない方は、浴槽グリップを検討します。 浴槽台で足場を作っても、手で支える場所がなければ不安定になることがあります。 関連記事:浴槽グリップおすすめ

洗い場で座るのが不安な場合

洗い場で立ったまま体を洗うのが不安な方は、シャワーチェアを検討します。 浴槽台は浴槽内の立ち座りやまたぎ動作を助けるものなので、洗い場での座位保持にはシャワーチェアのほうが向いています。 関連記事:シャワーチェアおすすめ

お風呂全体がすべりやすい場合

浴槽内や洗い場で足がすべる不安が強い場合は、すべり止めマットも検討します。 浴槽台を置いても、浴室全体がすべりやすいままだと転倒リスクは残ります。 関連記事:滑り止めマットおすすめ

浴槽台はいつから必要?

浴槽台は、転倒してから慌てて用意するよりも、入浴動作に不安が出てきた段階で検討したほうが安心です。 例えば、浴槽をまたぐときに片足立ちが不安定になる、浴槽内で立ち上がるときに手すりを強く引っ張る、入浴後に疲れて立ち上がりにくい、といったサインがあれば検討のタイミングです。 詳しくは、浴槽台を使い始める目安をまとめた記事で解説します。 関連記事:浴槽台はいつから必要?

介護保険でレンタルできる?

浴槽台は、介護保険の「特定福祉用具販売」の対象になる場合があります。 福祉用具貸与のようにレンタルする商品ではなく、原則として購入対象として扱われることが多い福祉用具です。 ただし、介護保険を使うには、要介護・要支援認定や購入先などの条件があります。 通販で自己判断で購入した場合、介護保険の給付対象にならないことがあります。 介護保険を使いたい場合は、購入前にケアマネジャーや福祉用具専門相談員に相談してください。 関連記事:入浴補助用具は介護保険で使える?

ケアマネジャーに伝えたい「選定理由」の中身

介護保険で購入する場合、福祉用具専門相談員が選定理由を記録します。ここに書くのは商品の宣伝ではなく、「本人のどの動作が、どう困っていて、なぜこの浴槽台なのか」です。家族が書くものではありませんが、次の4点を相談員に伝えられると話が早く進みます。
伝える内容 具体例
困っている動作 浴槽の底から立ち上がれない/膝が曲がりにくく浴槽内で足を組めない/立ち上がりに家族が引き上げている
今起きていること 浴槽内で滑って尻もちをついた/入浴に時間がかかり体が冷える/入浴をやめてシャワーだけになった
なぜこの機種か 浴槽の内寸に収まる幅である/高さ調整の幅が本人の足の長さに合う/座面がソフトで滑りにくい/浴槽の底が凸凹しているため吸盤ではなく自沈式を選んだ
期待する変化 自分で立ち上がれるようになる/介助者が支える量が減る/浴槽に浸かる習慣を続けられる
あわせて、手すりの設置や住宅改修では解決しない理由も整理しておくとスムーズです。たとえば「壁が浴槽から遠く、手すりを付けても届かない」といった事情があれば、それが浴槽台を選ぶ根拠になります。

選定理由の記入例(ケース別)

ここからは、福祉用具専門相談員として実際に書いていた形に近い記入例です。文中の数値は記事用の架空の例です。実際の選定理由では、浴槽の底面幅や縁の高さは実測した値を、座面高は調整後にご本人の動作を確認した値を書きます。そのまま写さず、ご本人の動作と浴槽に合わせて書き換えてください。

ケース1:浴槽の底から立ち上がれない

膝の痛みにより浴槽の底からの立ち上がりが困難で、家族が後方から引き上げて介助している。浴槽台を設置し、浴槽底面より高い座面から立ち上がれるようにすることで、立ち上がり動作の負担と介助量の軽減を図る。浴槽の底面幅(実測約45cm)に収まり、高さ調整ができる機種を選定。座面高は試用時に立ち上がり動作を確認して設定(15cm)。

ケース2:浴槽をまたぐときにふらつく

浴槽の縁が高く(洗い場から実測約55cm)、またぐ際に片脚立ちが長くなりふらつきがある。踏み台としての使用に対応した浴槽台を浴槽内に設置し、浴槽内に足を置く高さを確保することで、またぎ動作時の片脚立ちの時間を短くする。浴槽内での固定状態と、浴槽の縁の手すりとの併用を試用時に確認したうえで選定。

ケース3:浴槽内でお尻が滑り、姿勢が崩れる

浴槽内で座位を保ちにくく、お尻が前方へ滑って肩まで沈み込むことがある。浴槽台だけでは対応しきれない可能性があるため、入浴中の見守り・介助の要否をケアマネジャー・家族と確認したうえで導入する。浴槽台に腰掛けて座面を高くし、座位姿勢を保ちやすくする。座面がソフトで滑りにくい機種を選定。
湯の中で沈み込むことがある場合、浴槽台だけで安全を確保できるとは限りません。見守りや介助の体制に加えて、シャワー浴や通所介護での入浴なども含めて検討してください。

ケース4:浴槽の底が凸凹で吸盤が付かない

浴槽内での立ち座りに不安があり浴槽台を検討したが、浴槽の底面に滑り止めの凹凸があり吸盤が密着しない。お湯の中で自重により沈む自沈式を候補とし、浴槽底面への設置状態(がたつき・ずれ)を試用時に確認したうえで選定。

ケース5:片麻痺があり、健側の手足で立ち上がる

左片麻痺があり、浴槽内では右手と右脚を使って立ち上がっている。浴槽の底からでは右膝の曲がりが深くなり、立ち上がりが困難。浴槽台を、右手が浴槽の縁の手すりに届き、右足を座面近くに置ける位置に設置し、座面を高くすることで立ち上がり動作の負担軽減を図る。座面の奥行きと設置位置、座面高(20cm)は、試用時に立ち上がり動作を確認して決定。

選定理由を書くときの3つのコツ

  1. 「動作 → 困りごと → 用具の働き → 期待する変化」の順に書く。商品の特徴から書き始めると、なぜ必要なのかが伝わりにくくなります。
  2. 寸法は実測値、座面高は動作確認後の値を書く。浴槽の底面幅や縁の高さは測った値を、座面高は試用して決めた値を分けて残しておくと、次に見直すときの判断材料になります。
  3. ほかの方法で解決しない理由にも触れる。手すりが届かない、住宅改修ができないなどの事情があれば、浴槽台を選ぶ根拠になります。
浴室で使う用具の制度全体は、入浴補助用具は介護保険でレンタルできる?対象7品目と購入の仕組みにまとめています。

最近の注目商品としてユクリアAirはチェックしておきたい

浴槽台は、必ずしも最新モデルが一番よい福祉用具ではありません。 ただ、ユクリアAirは検索する人も多く、最近の注目商品として押さえておきたい浴槽台です。 従来モデルより軽量化されており、持ち上げや掃除がしやすいのが特徴です。 さらにソフトタイプもあるため、軽さとクッション性の両方を見たい方にも候補になります。 ただし、浴槽との相性や必要なサイズは変わりません。 軽さだけで選ぶのではなく、
  • 浴槽底面に置けるか
  • 高さが合うか
  • 座面サイズが小さすぎないか
  • 本人と家族のどちらが主に扱うか
を確認してから選びましょう。

入浴関連おすすめ記事

浴槽台を検討している方は、ほかの入浴補助用具も一緒に確認しておくと選びやすくなります。

どの浴槽台を選べばいいか迷ったら

どの浴槽台を選べばいいか迷ったら、まずは安寿 軽量浴槽台 あしぴたシリーズ ジャストソフト8-12から検討してみてください。 定番でサイズ展開があり、ソフト座面で座り心地にも配慮しやすいため、最初の候補として考えやすい浴槽台です。 もちろん、浴槽サイズや必要な高さが合わなければ別の商品を選ぶ必要があります。 ただ、現場で一番出していたぐらい候補にしやすい浴槽台としては、かなり納得感のある商品です。

価格・送料・在庫・販売元はリンク先でご確認ください。型番やサイズが異なる商品が表示される場合があります。

よくある質問

浴槽台は何cmの高さを選べばよいですか?数字の目安より実際に座って足の裏が浴槽の底につくかで決めます。高すぎると肩まで湯に浸かれず、低すぎると立ち上がれません。多くの製品は高さを数cm刻みで調整できるので、浴槽の深さを内側から実測してから調整幅が合うものを選んでください。
浴槽の底が丸い、または凸凹していても置けますか?置けないことがあります。吸盤や脚ゴムは平らな面に接地して初めて効きます。底に丸みや段差、滑り止め加工の凹凸がある浴槽では、ガタついたり吸盤が付かなかったりします。実際の相談現場でも、これが返品や交換の一番多い原因でした。購入前に製品の「対応浴槽」の記載を必ず確認してください。
浴槽台とバスボードはどちらが必要ですか?困っている動作で分かれます。またぐときにふらつくならバスボード(浴槽のふちに渡して座って足を移す)、浴槽内で立ち座りがつらいなら浴槽台です。両方使う方も珍しくありません。入浴全体の考え方は浴槽台とは?使い方・置く位置・高さで解説しています。
使わないときは浴槽に置いたままでよいですか?置いたままにすると吸盤の下にぬめりが溜まり、吸着力が落ちます。カビの原因にもなるので、入浴後は取り出して立てかけ、吸盤面を乾かすのが基本です。軽量タイプが多いので、毎回出し入れしても負担は大きくありません。
体重制限はありますか?あります。製品ごとに耐荷重が決められています(100kg前後の設定が多い)。本人の体重だけでなく、立ち上がるときに一気にかかる力も想定して選んでください。介助者が上から支える使い方をする場合は、事前に福祉用具専門相談員へ相談すると安全です。

まとめ:浴槽台は「体」と「浴槽」に合わせて選ぶ

浴槽台は、人気商品や最新モデルを選ぶよりも、その人の身体状況と浴槽環境に合わせることが大切です。 立ち上がりやすさを重視するのか、またぎ動作を安定させたいのか、座ったときのクッション性を重視するのかによって、適した商品は変わります。 迷ったときは、次の順番で確認してみてください。 1. 何に困っているかを確認する 2. 浴槽の底面サイズを測る 3. 必要な高さを考える 4. 座面の硬さ・クッション性を確認する 5. ケアマネジャーや福祉用具専門相談員に相談する 浴槽台は、合うものを選べば入浴の不安を大きく減らせる福祉用具です。 安全に入浴を続けるためにも、身体状況と浴槽環境に合ったものを選びましょう。 — 画像・商品情報出典:
  • アロン化成 安寿 公式サイト
  • パナソニック エイジフリー 公式サイト
この記事を書いた人 介護福祉ナビ運営者 元福祉用具専門相談員。 福祉用具の選定、住環境整備、退院支援などに携わった経験をもとに、在宅介護で役立つ情報を発信しています。 実際の相談現場で多かった悩みや失敗例をもとに、家族が判断しやすい形で解説しています。 プロフィールページはこちら。
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