浴槽台はいつから必要?安全にお風呂へ入り続けるための考え方

浴槽台の導入タイミングと選び方を解説するアイキャッチ画像 ・介護用品 福祉用具

浴槽台は、浴槽をまたぐ時の足場として使ったり、浴槽内で腰掛けて立ち座りを助けたりする入浴補助用具です。

「浴槽をまたぐ時に足が上がりにくい」「湯船から立つ時に浴槽のふちを強くつかむ」「家族が介助していて怖い」と感じたら、浴槽台を検討するタイミングです。

浴槽台はいつから必要?

目安は、浴槽またぎで片足立ちが不安、浴槽内でしゃがむ姿勢がつらい、湯船から立ち上がる時に時間がかかる、浴槽の底が深く感じる時です。

入浴は本人の楽しみでもあります。危ないから入らない、ではなく、安全に入る方法を増やすために浴槽台を考えます。

浴槽台の使い方と選び方

使い方 目的 確認ポイント
浴槽内に置く 浴槽内で座る、立ち上がりを楽にする 浮き上がり防止、脚の吸盤、湯量
またぎ台として使う 浴槽をまたぐ高さを減らす 浴槽外側のスペース、足を置く向き
高さ調整型 身体や浴槽深さに合わせる 8〜20cm前後で調整できるタイプが現場では多い
幅広タイプ 座位を安定させる 浴槽サイズに合うか確認

普通の椅子とは違う理由

浴槽台は水中で使うため、通常の椅子とは条件が違います。お湯の中では浮力が働き、軽い台や合わない台は安定しにくくなります。浴槽内で使う前提の製品を選び、吸盤や重さ、設置面の相性を確認してください。

湯につかる範囲が浅くなる

浴槽台を入れると、座る位置が高くなるため、肩まで湯につかりにくくなることがあります。本人によっては「温まらない」と感じるかもしれません。

安全性と入浴の満足感のバランスを見ながら、高さを調整します。冬場は脱衣所や浴室の温度差にも注意が必要です。

浴槽グリップやバスボードとの違い

浴槽グリップは浴槽のふちに取り付けて支えを作る用具ですが、浴槽のふち幅、曲面、強度によって付けられないことがあります。また、取り付けることでまたぐスペースが狭くなる場合もあります。

立ってまたぐのが難しい場合は、バスボードで座って移動する方法もあります。さらに介助量が増える場合は、バスリフトやデイサービスでの入浴も選択肢です。入浴介助の全体像は在宅での入浴介助の安全のコツも参考になります。

介護保険との関係

浴槽台は、介護保険の特定福祉用具販売の対象になることがあります。浴槽の形状に合わないと安全に使えないため、購入前にケアマネジャーや福祉用具専門相談員へ浴室を見てもらうのが安心です。

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