在宅介護を始めたとき、「何を揃えればいいの?」と迷うご家族はとても多いです。
福祉用具は種類が多く、どれが本当に必要なのか判断が難しいですよね。
この記事では、福祉用具専門相談員として15年間、数百件の在宅介護をサポートしてきた経験をもとに、本当に役立つ福祉用具を5つ厳選してご紹介します。
この記事でわかること
・在宅介護で特に役立つ福祉用具5つ
・それぞれの特徴とおすすめの人
・介護保険でレンタルできるかどうか
1. 介護ベッド
介護ベッドは、在宅介護で最もよく使われる福祉用具のひとつです。
背もたれや高さを電動で調整できるため、寝起きの動作が楽になります。
介護する側の腰への負担も大きく軽減できます。
主なメリット
・背もたれの角度調整で食事や読書が楽になる
・高さ調整で介助者の腰への負担が減る
・手すり付きで立ち上がりが安全になる
こんな人におすすめ
・寝起きに介助が必要な方
・介護者の腰痛が心配な場合
・要介護2以上で介護保険が使える方
介護保険:レンタル可能(要介護2以上)
2. 手すり
手すりは比較的安価で、在宅介護の安全性を大きく高められる福祉用具です。
玄関・トイレ・浴室・廊下など、転倒しやすい場所に設置することで、
本人の自立を助けながら介護者の負担も減らせます。
主なメリット
・転倒リスクを大幅に減らせる
・本人が自分で動ける範囲が広がる
・工事不要の置き型タイプもある
こんな人におすすめ
・歩行が不安定な方
・トイレや浴室での転倒が心配な方
・できるだけ自立した生活を続けたい方
介護保険:レンタル・購入どちらも可能
迷ったらこれ:はじめて選ぶ場合は、軽くて扱いやすいモデルや、今の生活動作に合うタイプを選ぶと安心です。
用途に合う商品を、下の商品リンクから確認してください。
はじめて選ぶ場合は、使う場所・本人の状態・介助する人の負担を確認しておくと失敗しにくいです。

3. 歩行器
歩行器は、歩く力はあるけれど不安定な方の歩行をサポートする福祉用具です。
杖よりも安定感があり、室内・屋外どちらでも使えるタイプがあります。
主なメリット
・杖より広い支持面で安定した歩行ができる
・体重を預けながら歩けるので疲れにくい
・屋外用はキャスター付きで使いやすい
こんな人におすすめ
・杖では少し不安定な方
・歩行距離を伸ばしたい方
・転倒が心配で外出を控えている方
介護保険:レンタル可能(要支援1以上)

4. 車椅子
車椅子は、歩行が困難になった方の移動を助ける福祉用具です。
自分で操作できる自走式と、介助者が押す介助式があります。
生活の行動範囲が広がり、外出の機会も増やせます。
主なメリット
・歩行が困難でも移動できる
・外出の機会が増え気分転換になる
・介助者の負担を減らせる
こんな人におすすめ
・長距離の歩行が難しい方
・外出時に歩行が不安な方
・要介護1以上で介護保険が使える方
介護保険:レンタル可能(要支援1以上)

5. 入浴補助用具
入浴は転倒リスクが高く、介護者の負担も大きい場面のひとつです。
入浴補助用具を使うことで、安全に入浴できるようになります。
主な種類
・シャワーチェア(浴室内で座って入浴できる椅子)
・浴槽手すり(浴槽への出入りをサポート)
・バスボード(浴槽をまたがずに入れる板)
・すべり止めマット(浴室の転倒防止)
こんな人におすすめ
・浴槽への出入りが不安な方
・立ったままの入浴が辛い方
・介助者の腰への負担を減らしたい方
介護保険:購入費用の補助あり(上限10万円)
価格・在庫を確認する前に
以下のリンクには広告・アフィリエイトを含みます。福祉用具は、本人の身体状況や家の環境に合うかが大切です。介護ベッド、車いす、手すり、歩行器などは、購入前にレンタルや専門職への相談も検討してください。
まとめ
在宅介護で役立つ福祉用具5選をまとめます。
| 福祉用具 | 介護保険 | 特におすすめの場面 |
|---|---|---|
| 介護ベッド | レンタル可 | 寝起きの介助が必要な方 |
| 手すり | レンタル・購入可 | 転倒が心配な場所 |
| 歩行器 | レンタル可 | 歩行が不安定な方 |
| 車椅子 | レンタル可 | 移動・外出が困難な方 |
| 入浴補助用具 | 購入補助あり | 入浴時の安全確保 |
福祉用具は本人の状態や住環境に合わせて選ぶことが大切です。
「どれが合っているかわからない」という場合は、福祉用具専門相談員やケアマネジャーに相談してみてください。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。



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