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30秒診断|今の様子から、用意しておくと安心な介護用品を確認できます。
ご本人でも、ご家族が代わりに答えても大丈夫です。
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トイレは、ひとりで行けますか?
食事中に、むせることはありますか?
お風呂は、ひとりで入れますか?
日中は、どのくらい起きていますか?
着替えで困ることはありますか?
今のご様子にあわせた目安です
用意しておくと安心なもの
今は、まだ急がなくて大丈夫なもの
これは目安です。病気やお身体の状態によって、本当に必要なものは変わります。迷ったときは、担当のケアマネジャーや、病院の相談員さんに聞いてみてください。
介護用品は、最初から全部そろえなくて大丈夫です。退院前や在宅介護で今困っている場面だけを確認し、必要なものから1つずつ用意します。
トイレ、食事、お風呂、寝て過ごす時間、着替え。困る場面によって、必要な介護消耗品は変わります。上の5問診断では、ご本人の様子から「まず確認したいもの」を場面別に整理できます。
この記事では、退院前に準備を考えたい5つの場面と、最初に候補に入れたい用品をまとめます。診断結果に出たものだけを確認すればよく、表示されたものを全部買う必要はありません。
診断で分かる5つの介護場面
- トイレ:間に合わない、夜間が不安、おむつを使っている
- 食事:むせる、食べこぼす、食器を持ちにくい
- お風呂:ひとりでの入浴が不安、浴室で滑りそう
- 寝て過ごす時間:ベッド上で過ごす時間が長く、寝具や清潔を保ちたい
- 着替え:腕を通しにくい、ボタンが留めにくい、寝たまま着替える
迷ったときの考え方は、「困っている場面」と「今すぐ必要か」を分けることです。介護用品は、必要になった場面に合わせて買い足せます。
トイレで必要なもの
トイレ用品は、失敗の有無だけでなく、夜間に間に合うか、ベッドからトイレまで移動できるかで選びます。最初からおむつ一式をそろえるのではなく、困りごとが一番大きいところから確認してください。
| 困りごと | まず確認するもの | 選ぶときの見方 |
|---|---|---|
| ときどき間に合わない | 尿とりパッド | 吸収量とサイズを確認。外出時や夜間だけ使う方法もあります |
| おむつを使っている | 大人用おむつ | 歩ける時間があるか、寝て過ごす時間が長いかでパンツ式・テープ式を考えます |
| 寝具を汚すのが心配 | 防水シーツ | 洗い替えを含め、敷く範囲と洗濯のしやすさを確認します |
| 夜だけトイレまで間に合わない | ポータブルトイレ | 置く場所、移動のしやすさ、使用後の処理方法を先に確認します |
排泄用品は、本人の気持ちや生活リズムにも関わります。使い始めるときは、できる動作を残しながら、家族や介助者の負担も減らせる方法を選びましょう。
トイレ用品を探す
食事で必要なもの
食事では、「こぼさない」ための用品と、「食べる動作を助ける」用品を分けて考えます。むせが続く場合は用品だけで解決しようとせず、医師、看護師、言語聴覚士などに相談してください。
- 食事用エプロン:食べこぼしが多いとき。拭き取りやすく、ずれにくいものを確認します
- とろみ剤:飲み込みに配慮が必要なとき。使う量や濃さは、専門職に確認してから使います
- 介護用食器:手に力が入りにくい、片手で食べる、食器を持ち上げにくいとき。すくいやすい皿や持ちやすいコップを検討します
注意:むせがある場合は、とろみ剤を自己判断で使い始めず、医師・看護師・言語聴覚士などに適切な濃さを確認してください。
まずは、毎食必ず困る動作を1つ見つけてください。食器を一式買い替えるより、滑りにくいマットや持ちやすいコップ1つで負担が変わることもあります。
食事用品を探す
お風呂で必要なもの
入浴用品は、「浴槽に入れるか」だけでなく、洗い場で座れるか、立ち上がれるか、滑らずに移動できるかを見ます。ひとりでの入浴が危ない場合は、無理に自宅浴槽へ入らず、家族や訪問サービスなどの支援も含めて考えます。
- シャワーチェア:立ったまま洗うのが不安なとき。座面の高さと浴室内の置き場所を確認します
- 浴室用すべり止めマット:洗い場や浴槽内で足元が滑るとき。サイズと、使用場所に合うタイプかを確認します
- 清拭タオル・ドライシャンプー:入浴できない日や、体力的に短時間で済ませたいとき。肌への刺激と使った後の処理を確認します
浴室は濡れた状態での移動が重なるため、用品を追加するだけでなく、床の状態、手すり、介助者が立つ場所も一緒に確認してください。
入浴・清拭用品を探す
寝て過ごす時間が長い人に必要なもの
ベッドで過ごす時間が長い場合は、寝具を守ることと、清潔を保つことを優先します。体の向きを変える動作が難しいときは、介助方法を自己流で続けず、看護師やケアマネジャーに相談すると安心です。
- 防水シーツ:汗、尿、清拭時の水分から寝具を守ります。洗い替えがあると交換しやすくなります
- 体位変換クッション:横向きになる、膝や背中を支えるなど、姿勢を保つときに使います。体格や姿勢に合うかを確認します
- 清拭タオル・ドライシャンプー:入浴できないときの清潔保持に使います。拭く場所ごとに分けると扱いやすくなります
体位変換クッションは、体格や姿勢、皮膚の状態で合うものが変わります。自己判断で購入せず、看護師やケアマネジャーなどに相談してください。皮膚に赤みや傷が続く、痛みがある、急に動かしにくくなったなどの変化があれば、用品選びより先に医療職へ相談してください。
着替えで困る人のパジャマ選び
病院から「前開きのパジャマを用意してください」と言われたら、医療者が胸元や腕を確認しやすく、必要な部分だけ開けられる服を求めている場合が多いです。麻痺やギプスがなく、入院に備えるだけなら、普段のサイズの普通の前開きで足ります。
選ぶ基準はサイズを大きくすることではなく、着替えのどこで困っているかです。
| 困りごと | 候補にするタイプ | 注意点 |
|---|---|---|
| 特に問題がない | 普通の前開き | 大きすぎず、ボタンが小さすぎないものを選びます |
| ボタンが留めにくい | 面ファスナー式 | 洗濯時に他の衣類へ貼り付かないよう、ネットを使います |
| 片麻痺や痛みで腕を通しにくい | 袖・肩開き | 介助者がいる前提の服もあるため、誰が着替えを手伝うか確認します |
| 寝たまま着替える | 浴衣・甚平タイプ | 紐や帯の結び目が体の下敷きにならない位置にします |
枚数は、洗濯物を取りに行ける頻度から逆算します。週1回しか洗濯できないなら3〜4枚、毎日洗えるなら2枚から始めるなど、最初から買いすぎず、足りなければ買い足す方法で大丈夫です。
パジャマをタイプ別に確認する
退院前に確認する順番
- トイレ:夜間に間に合うか、移動できるかを確認する
- 食事:むせ、食べこぼし、食器の持ちにくさを確認する
- お風呂:浴室内で座る・立つ・移動する動作を確認する
- 寝具:ベッドで過ごす時間と、清潔を保つ方法を確認する
- 着替え:腕を通す、ボタンを留める、寝たまま着替える動作を確認する
退院前は、病棟の看護師、リハビリ担当者、医療ソーシャルワーカー、ケアマネジャーなどに、実際の動作を見てもらえると判断しやすくなります。「何を買うか」より先に、「どの場面で誰が困っているか」を伝えてください。
まとめ:診断結果に出たものだけ確認する
介護消耗品は、トイレ、食事、お風呂、寝て過ごす時間、着替えの5場面に分けると、必要なものを整理しやすくなります。
- 診断結果に出たものから確認する
- 最初から全部買わず、困っている場面の用品を1つ選ぶ
- 本人の動作、介助者、置き場所、洗濯や処理方法を一緒に確認する
退院後の生活は、実際に始まってから新しい困りごとが見つかることもあります。まず必要なものだけ準備し、足りないものは生活の様子を見ながら買い足せば大丈夫です。
介護用品を購入するか、借りられるか、介護保険の対象になるかで迷う場合は、福祉用具はいつから必要?もあわせて確認してください。


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